金星の社交能力

金星は美や調和を象徴すると同時に、社交や対人関係を読み解くのに重要な惑星となります。他者を喜ばせようとしたり、他人の目線を意識したり、周囲との調和を図ろうとしたりなどは金星の力となります。同時に、金星は自分自身の美の基準でもあり、自己価値にも関わってきます。

金星の年齢域

金星の年齢域は16歳から24歳くらいまでとなります。義務教育を終え、自分自身の好みもわかってきて、ファッションや音楽にも興味を持ち、恋愛に夢中になる年頃になります。この時期に、受験一辺倒になってしまったり、ファッションや音楽や遊ぶことなどにも厳しく制限されたり、友人関係や付き合う人などに親の監視が入ってしまったりすると、金星の能力の開花が阻害されてしまうことになります。それはその後の人間関係にも支障をきたしてくるでしょう。

金星の役割

金星は愛することであり、それは楽しく遊んだり、相手を喜ばせようとしたりすることと切り離せません。喜びを表現することはそのまま人間関係をスムーズにすることに繋がります。その人のチャートの中の金星は、対人関係に求めるものであり、どう愛したいか、どう愛されたいかにも関わってくるでしょう。

健全な自己愛を育むのも金星の力です。何が好きか、何か好ましいのか、何に心地良さを感じるのか、それを自分に許可しているかと言うテーマになります。自分を愛することが出来ない人は他人を愛することが出来ないと言われたりしますが、金星はまさにそのことを物語ってくれます。

金星が行き過ぎると、怠け者、怠惰、遊んでばかり、責任逃れをするようになる、常に恋愛を追い求める、などになりがちです。

何が好きかわからない人

自分が何が好きなのか、何をやりたいのかわからない、人を愛する感覚がわからない、と言う人は、金星を見直してみると良いでしょう。

大抵、思春期頃の問題が関わっています。その頃許されなかった遊びや娯楽をやってみてください。それはどうしてやっていけなかったのでしょうか?どうして今でも我慢しているのでしょうか?犯罪でも人を傷づけるものでもないのに。

出生チャートには金星の力を発展させる為の情報が満載です。気になる方は対面リーディングやメールリーディングをどうぞ☆

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