火星の主張

火星は、獲得する力、行動力、実行力、決断力などに関わります。どのように人生を切り開いていくか、どうやって問題を解決しようとするかだったりもします。

火星の役割

火星は攻撃や闘争をもたらす惑星とされています。怪我や争いをもたらします。同時に火星は生存本能でもあり、切り捨てる力や決断する力にもなります。危険を察知した時には現状維持を続けていると生き残れないと言う直感とともに、現状を打ち破る力になります。自分の望みを獲得するために実行し、行動するのも火星の力です。

この火星のエネルギーを、生きるか死ぬかの危険な時だけ使おうとすると、いざとなった時には生き残れません。この扱いにくいエネルギーを人の生活の中で生かせるようになるには、日々の技術と訓練が必要です。日々使っていないと、必要な時にうまく使えずに、怪我をしてしまうことになります。

火星は包丁のようなものです。何に使うのか、いつ使うべきなのか、どの様に使うべきなのかがはっきりしていれば、美味しい料理を作ることが出来ます。目的意識を持たない火星は、単なる危ないエネルギーとなってしまうのです。なので、火星を使うには公明正大な太陽の力が必要です。

火星の年齢期

火星の年齢期は36歳から45歳くらいまで。太陽の力を35歳くらいまでに育ててから、火星の力の開発に入ります。会社勤めで言うと、仕事はベテランになり、部下を持ち始め、新規開拓や交渉事も任されている時期になります。

行動が伴わない人、主張出来ない人、ノーと言えない人

行動する、主張する、ノーと言う、全て火星の力となります。アイデンティティを外に打ち出す力です。この力が弱いなあと感じる方は、まずは月から太陽までのエネルギーを見直しましょう。それらがまだ育っていないのかもしれません。35歳くらいまでは太陽のエネルギーに集中すればよく、自己が育っていないと主張は出来ません。

そうでないなら、何らかの運動を続けてみると良いかもしれません。火星は筋肉にも関係するからです。少し内側の生存本能を叩き起こす必要があるでしょう。この火星の力を使う時は、最初は少し嫌に感じたり、面倒に思ったりします。冬に暖かいお風呂の中から出るのが嫌になる気持ち、暖かい布団から出たくない気持ち、そういう気持ちを起こさせます。快適や快楽さから出るような嫌さが必ず付き纏います。

ですが、なぜか続けていくと爽快な気持ちになったり、高揚感を伴ったりします。手慣れてくると、自由自在に扱うことが出来るようになり、人生を開拓する力となるでしょう。

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