発達年齢期:0歳~7歳
公転周期:約28日
象徴:感情、受容、直感、欲求、習慣、自然体、日常生活、幼児、女性、妻、母、家庭、過去
月のリズム

月は地上の生き物の生物的リズムに直結しています。月経、細胞の入れ替わりのサイクル、潮の満ち引きなど月の影響によって起き、それらは人間の生活に深く入り込んでいます。
月は約二日半くらいで一つのサインを移動しますから、三日坊主と言うのは月がサインを変わる時の変化を受け入れられなかったとも言えます。習慣化するには、まず三日を越えて、一週間続け、そして、一ヶ月経つと、月のリズムが体内に定着してきていることになります。
月が教えてくれる欲求
占星術では、月はその人が持つ基本的な欲求、無意識のうちに起こる生存本能に関連していると考えられています。深く染みついた習慣、本能的な反応を示し、感情や情緒などを示します。
幼児期に与えられ深く吸収しているものであるので、意識的に考えることなく起きる反射的な反応であり、その人の中に深くに根付いていることになります。
月が求めること
- 安心を求める心
- 自分が必要とされる場所を求める心
- 家族との関わり方
- 人とどうやって親密になるか
- 帰属意識
- 自分のルーツを知りたい
自分のルーツを知りたいと思う気持ちは、月に何らかの刺激があった時に起きたりもします。ルーツを探り、祖先との繋がりを感じることで、「自分はここに居ていい」と言う帰属意識や安心をより深いところから感じることが出来るからです。
月エネルギーの過多と欠如
月は根源的な欲求を示しますが、月だけに集中してしまうと、その人は自分の世界に引き籠ることになってしまい、外界との関わりを持ちにくくなってしまいます。逆に月を無視してしまうと、情緒面や感情面を切り捨て、何のために生きているのかわからなくなることになります。
太陽が公的なことで、表に見えていることだとすると、月は自分の内側のことであり、内側にあるとても弱い部分です。社会的であり多くの人から評価される為には、合理的で効率的なもの、目に見える評価や称賛などを追求し、強い自分であることの証明をします。しかり、月はそうでなく、地上の評価とはまったく違う心の充実、心の豊かさなどの様な事を追い求めます。
人によって、社会的な生きる目的、心の充実さは、方向が同じ人もいますし、まったく違うと言う人がいます。
シャドウ
太陽を追い求めるあまり、合理性や人から評価される部分、自分のプライド部分ばかりを強めると、月の弱い部分を切り捨てることになり、太陽で輝かせたものはすぐに枯れてしまいます。これは昼間ばかりを生きようとすると、行き急いでしまうことになります。
月がきちんとその人の中で機能していない場合、月はシャドウとなります。シャドウ側になった感情は、誰かを通して表れてきます。その人の前にやたら感情的な人、弱く庇護しなければならない人、と言う様な人物が人生に現れます。いつも人生を邪魔してくる人が同じなら、内側の中で悲鳴を上げている弱い部分があり、そこに休息や許しを与える必要があるかもしれません。
月の存在は、生命と切っては切り離せないものです。昔、「もし月がなかったら地球はどうなっていたのか」と言うシミュレーション映像を観たことがあります。月が無かったら、地球は寒暖差はもっと激しく、過酷な星となっていて、到底人が住める場所ではありませんでした。月は、地球の生命を育んでいるのかもしれません。
月~12サイン別~
牡羊サインの月
基本的欲求

その人がどんなに大人しくて内向的な性格に見えたとしても、心の奥深くにあるのは「一番になりたい」と言うことです。それは一番原始的な「生きたい」と言う生存本能であり、最も本能的な欲求に根差しています。
無自覚な月
この牡羊サインの月を持っている人は、「勝ちに行くこと」「競争すること」「上を目指すこと」を自覚しないままでいると、無自覚なまま周囲に勝負を挑むような態度を取り相手をライバル視していきます。お互いに良きライバルとして切磋琢磨出来れば良いですが、大抵の人は日常生活は平和に過ごしたいと思い、競争したくないので、厄介な存在となります。
無自覚な闘争心や競争心は、毎回小さなことでのマウントとなったりします。何かで確実に勝てる人の近くに行き、その人の悔しがることをすることで、小さな勝利を得ることで、承認欲求を満たそうとする言う行為に走ったりするでしょう。
幼少期
月が牡羊サインにあると言うことは、幼少期に「自分の思い通りに出来なかった」「強い支配を受けた」「新しいことをやろうとすると危険だと止められた」「存在が蔑ろにされた」と言う経験が強烈に心に残っていたりします。
また、大人からのお膳立てが過ぎて「自分で決めるチャンスを奪われていた」「新しいことに挑戦しようとすると親が全部決めた」などを繰り返し体験したせいで、「自分自身で成し遂げた」と言う達成感を得られないままでいることがあります。
失敗や負けることに対して、恥や悔しさの感情が強すぎてしまって前に進めない時があります。でも、根底にあるのは、「自分でやりたい」「自分で決めたい」「まずは動いてみたい」と言う欲求です。失敗しないように用意周到になるのでなく、失敗や負けたとしても自分を受け入れられることが大切になってきます。
充足する月
大人になっても自分を信じられないと感じている牡羊月の人は、「小さなことから自分一人で決めてみる「行きたい場所に一人で行ってみる」と言うことから始めてみると、これまで感じられなかった様な満足感を得られでしょう。
牡羊サインの月を持つ人の心が充足してくると、皆が躊躇していることにまっすぐに飛び込んで行く姿が、周囲に勇気や力を与えることがあります。「急にやりたくなったのでスカイダイビング習い始めてみた」「マラソンを始めた」と言う様なスリルや勇敢さを試せる様な新しいことを始めたりすることがあります。日常に埋没している状態からの勇気ある行動は、自分自身だけでなく周囲をも奮い立たせます。
周囲の流れに合わせることなく、自分が夢中になれることを見つけることで、自信を持ち、安心を得られ、充実していくことになるでしょう。
牡牛サインの月
基本的欲求

月は牡牛のサインではとても安定します。牡牛の月を持つ人の感情は安定していて、自分の感覚や五感をしっかり吟味して、それに忠実であろうとします。周囲の感情が激しかったり揺れていたとしても、あまり影響を受けることなく、自分に忠実でいようとします。そんな牡牛に月の人は「安定していたい」と言う欲求をもっています。
無自覚な月
安定を求めるあまり、「頑固で独占欲が強い」「変化を嫌い過ぎる」となり、これらが悪く出ると周囲とまったく連携が取れなくなってしまうことがあります。変化するべき時が訪れていたとしても、変化を受け入れることは困難です。最悪の結果となっているのにも関わらず、このままいれば元に戻ると思い込み、変化を拒むことがあるでしょう。それは、仕事の小さな手順でさえも嫌がるので、周囲との軋轢が生まれたりもします。
変化を受け入れるタイミングは人生のどこかで必ずやって来ます。自身の価値観をより普遍的に捉え深く吟味していく必要があるでしょう。
また、自分の欲しい物をきちんと欲しいと言えないでいたり、自分の物なのに相手に譲ってしまっている牡牛の月の人は、自分自身を蔑ろにしていることに気付く必要があります。牡牛の月の人は、自分の物と相手の物との境界を線引きすることが大切です。
幼少期
牡牛の月は幼少の頃に、「自分の所有物を曖昧にされた」「境界を曖昧にされた」と言う経験が心に強く残っている可能性があります。その為に、物に強く執着したり、欲しい物を頑として譲らなかったりすることがあります。
五感に長けている牡牛の月の人にとって、五感を頼ることから自分自身を確立させていくようなところがあり、自分が持っていた物の色やフォルムや肌触りや匂い全てから、自分自身を感じようとします。ですが、他の子供と遊ぶ時に「おもちゃを貸してあげて」「一緒に遊んであげて」と言うのは、自分の一部が奪い取られる様な感覚を覚えたりします。
その怖れは、誰かと物事を共有することへの困難を抱かせます。その怖れを克服するには、「自分の個人的な物をしっかり所有している感覚」を持つ必要があります。
充足する月
牡牛の月の人にとって大切なのは、他者との境界をしっかり設定すること。特に自分の所有物に関しては、人と共有するものとそうでないものをきちんと決めておくと良いでしょう。自分と他者の境界をしっかり定めておくことで、自分の価値を大事にすると同時に、他者の価値も大事にする様になるでしょう。
牡牛の月の人は、自己の価値を持ち、五感をフル活動しながら、自分で見知った感覚を感じることで、激しい感情で我を忘れそうになっていた自分を取り戻していくことが出来ます。
双子サインの月
基本的欲求

双子の月は、知性と感情の間で揺れ動きます。「知りたい」「理解したい」「話したい」と言うのが、双子の月を持つ人の原動力になります。知的好奇心が旺盛で、自分の知識欲を満たす為だったら、どこへでも出向いていきます。
無自覚な月
双子月の人は、言葉に表現する才能を持っていますが、もし無口なのであれば、抑圧した感情が無いかを見る必要があるかもしれません。例え、無口であっても、ブログやSNSなどで何かを発信しているのであればそれほど心配はないかもしれません。ですが、言葉で表現する場がない場合、行き場を失った言葉が、頭の中でぐるぐるしてしまし、ストレスを生み、神経が病んでくるかもしれません。
双子月の人を通して、言葉は常に出口を探しています。とりとめなくて構わないので、何か言葉で表現する場を作って行く必要があるでしょう。頭の中でぐるぐるとする出口を失った言葉は、自己批判、他者批判、うるさい頭の中の会話となってしまいます。
何でも喋り過ぎてしまうと言うことは、月が暴走しすぎてしまった場合です。相手の秘密を漏らしてしまったり、噂話にのめり込んでしまうと、信頼を失うことになるので気を付けましょう。
幼少期
小さい頃は「なぜ」「どうして」が口癖だったかもしれません。そして、知りえたことを「聞いて聞いて」と延々にお喋りしだします。早くの言葉を理解しているので、大人の会話に入りたい気持ちも強かったかもしれません。
喋り過ぎやうるさいことで怒られたりしたかもしれません。深刻なシーンで、話してはいけない大人の秘密などを話してしまい、取り返しの付かない結果をもたらしてしまっている可能性もあります。それが、自分の喋りたい欲求、知りたい欲求を抑えてしまっているかもしれません。そうであるなら、自分の言葉にする、と言うことにもう一度取り組み始めなくてはならないでしょう。
双子月の人は、幼少のどこかで「本来は自分も知る必要あることを知らされなかった」「情報を共有されなかった」と言う経験があるかもしれません。そのことによって、「不当な扱いを受けた」「皆と同じことが出来ず不利益を被った」言う様な経験があったりします。これらが、知ることへの原動力になっていることもあるでしょう。
充足する月
双子の月の人にとって、「日記を書くこと」は当人が思っているより大切です。誰かとのお喋りすることも大切ですが、誰かと話した内容が全て心に反射されてしまい、それらがまた新しい頭のお喋りの材料になってしまい、心安らかにならないことがあります。
日記と言う自分との会話に比重を置くと、外に向けられていた関心を内側に持っていくことが出来ます。毎日続かなかったとしても、思い付いた時、頭の中の考えや会話が止まらない時には、一気にそれらを書き出すことで、過剰なエネルギーが発散され、思考の整理をすることが出来ます。そうやって自分自身を知ることで、他者を理解することにも繋がるでしょう。
蟹サインの月
基本的欲求

蟹サインは月のホームに当たります。本来の月の性質がそのまま表れやすくなります。感情は揺れ動き、情緒的であり、情に脆く、傷付きやすいと言う面があり、その感情を持つことをありのままに受け止めます。子供の様に「守られたい」と思い、母親の様に「守りたい」と願い、「安心したい」「育てたい」「感情を分かち合いたい」と思っています。安定を強く求め、突き放されることに拒否感を持ちます。
無自覚な月
蟹サインの月は共感や同調など気持ちの繋がりにおける安定を求めます。相手のそばにそっと寄り添う優しさがありますが、相手と心理的な距離が近くなると感情的に振り回し、我儘を言ったりします。当人は子供の様にじゃれているつもりになっていたりします。それを可愛いと思えるかそうでないかは、関係性によるでしょう。
独占欲が強い面があるので、仲良くなった人が別の人と仲良くしたり、自分以外の人に優しさを見せたりすると、強い嫉妬心を抱きます。不機嫌な態度を見せたり、イライラした態度でなど、対話を避けたまま相手をコントロールしようとしたりします。
家族に執着し、家族との一体感を重んじます。自分の欲求と家族の欲求を同じとみなしてしまい、相手も当然同じ思いを持っていると思い込んでいることがあります。それが他の家族にとっては、押し付けと感じていることがあるでしょう。家族や仲間で一体となってまとまる時と、家族一人一人違う人間でもあり個別の時間を過ごす必要があることを理解する必要があるでしょう。
幼少期
「子供らしい感情を受け止められなかった」「安心感を得にくい家庭環境だった」と言う幼少期を過ごしている可能性もあります。家族や仲間に帰属意識を持とうとすることへの執着になり、強すぎると自立への道が遠のいてしまうでしょう。
感情に鈍感だったり、無表情や冷徹さが強い場合、「厳し過ぎる家庭環境で育った」「緊張を強いられる環境下で育った」などかもしれません。そういう場合、自分自身の感情面に蓋をしてしまっていることもあります。蟹の月を持つ人は、内側には激しくほとばしる感情がうごめき、溜りやすい人です。そこには、自分自身のやりたいことが渦巻いています。自身のニーズを自身でどう叶えていくかが課題になるでしょう。
充足する月
安心して自分の感情を吐露できる場があることは、この月を持つ人にとって特に大切になります。それは家族だけでなく、行きつけの飲み屋、馴染みのグループなど家族以外の場があると良いでしょう。
また、先祖を大切にすると言うことは、蟹の月の人にとってはより心に安定感をもたらしてくれます。お墓参りやお仏壇、地域のお祭り、地元の文化に関わることで、帰属意識が強まり、安心感が増えるでしょう。
感情を抑圧している蟹の月の人は、特にインナーチャイルドを癒すことは、大切なことになるでしょう。生き生きした感情を取り戻す為に、自然のリズムに従うのが一番優しい道になります。月の満ち欠け、潮の満ち引き、季節によって姿を変える植物を育てる、ペットを育てる、などが心に滋養と安らぎを与えてくれるでしょう。
獅子サインの月
基本的欲求

太陽の座に置かれている月ですから、心は熱く誇り高き人であり、心のどこかで「自分は特別だ」と言う想いを抱いています。「称賛されたい」「目立ちたい」と言う欲求を持ちます。中央のポジションにいて、重要人物に引き立てられるような振る舞いをします。
無自覚な月
目立ちたいと言う想いの根底は、自己表現することへの強い欲求がありつつ、実際にその想いを表に出すことは恥ずかしいと感じていたりします。
目立つポジションに就くときには、重要人物の後ろ盾や、誰かに後押しされたからと言う理由が必要だったりします。「自分が率先した訳じゃないよ」と言う言い訳がどこか欲しくなります。
その結果、重要人物の腰巾着的な役割になってしまう様なことがあります。そうなると、周囲からの賛同や称賛はその重要人物に向いてしまい、「本当は自らが目立ち称賛されたい」と言う欲求が満たされず、葛藤を抱くことになるでしょう。
幼少期
「あまり褒められなかった」「子供なりに一生懸命作った作品を笑われたり捨てられた」「大人達か放っておかれた」「居ないも同然に扱われた」と言う経験を持つかもしれません。「子供らしい表現や我儘を我慢させられた」と言う経験を持つ人もいるでしょう。その様な体験から、どうにか大人を振り向かせたいと言う思いになっていたりします。
もしくは、「良い子であることや優秀であること当然の様に求められた」「父親のお姫様や家族のマスコット的な役割を求められた」などあるかもしれません。
自分自身の存在を周囲にわかって貰う為、演技っぽい大袈裟な感情表現を身に付けていることがあります。ですが、その表現は大人や周囲が求めるものであって、自分自身の表現したいことからかけ離れていることがあります。
充足する月
自分から湧き上がる想いを形にすることやクリエイティブな活動すること、自ら先頭に立って仕切っていくことが出来る様になると、心が満たされてくるでしょう。
親や周囲の期待の良い子や優等生の仮面を外し、自分自身がどうなりたいかを振り返ってみると良いでしょう。子供の頃なりたかったものに、大人になってから趣味として関わることもできます。何らかの発表会がある様な趣味、PTAや町内会で仕切り役になる、子供向けの紙芝居や演劇などで、スポットライトを浴びることで、自信と誇りを感じられるでしょう。
乙女サインの月
基本的欲求

乙女のサインに置かれている月は、「きちんとしたい」「完璧にしたい」と言う思いを根底に持っています。仕事から身の回りのことまで目が行き届くすべてのことを、自分の思い描く完璧さに近づけようします。
無自覚な月
潔癖症で些細な物事が気になってしまい、そうでない自分に対して自己批判する傾向となることもあるようです。細かいところに目が行き過ぎて、そこにこだわり過ぎるあまり、大局を失ってしまいます。
この完璧さへの欲求が他者へ向くと、人の感情をコントロールしたり、細かく指示をしすぎたりして、他者から煙たがれることもあります。人の感情はうつろうもので、そこに規則性は無いのですが、「人の感情はこうすればこうなる」とあたかも感情を規則や決まり事で扱ってしまうことがあります。
奉仕精神があり、人の感情にも機微があるので、相手に尽くしていく気持ちがあります。ですが、その裏に「これをやってあげていれば、相手はきっとこう変わってくれるに違いない」と言う思いがある時には要注意です。相手は一向に思い通りに変わらずに、終わりの無い労務に服するようなことになってしまいます。
幼少期
混沌とした家庭環境だった可能性が高いでしょう。その為、自分がしっかりしなくてはと言う思いになります。頑張って筋道を立てようとしたり、どこかに規則性を見出そうとすることで、心の平安を守ろうとします。
完璧すぎる母親に育てられたと言うこともあるでしょう。優等生として育てられて、羽目を外さずに生きていた可能性があるでしょう。やたら細かいところまでに口を出されて、しっかり躾けられ、常に矯正され続けて、自分に自信が無いままでいることがあります。
何かをしようとする時、途中で起きる挫折や失敗が許せなかったり、思い通りにいかなかったことに恥の感覚を持ちやすい面があったかもしれません。
この乙女の月は、どこかで反抗心が芽生え、反抗期を通過することで、再び常識の世界に戻ってくるようなところがあります。
充足する月
この乙女の月を持つ人が、安心を得る為には、自分の領域をはっきりさせて、そこを聖域にして他者を立ち入らせない様なことが必要かもしれません。
具体的な場所を持てない人は、何らかの儀式や手順をきっちり守り、それを日課にしていくと良いでしょう。手順化されたことを毎日繰り返していくことで、自分自身の変化を感じ取ることが出来、自分への理解が深まり、それが自己信頼に繋がっていくことでしょう。
天秤サインの月
基本的欲求

天秤サインの月は、「人を喜ばせたい」「誰かと喜び合いたい」と言う基本的な欲求を持っています。周囲の空気を感じ取って喜びそうなことを言ったり、面白いことを仕掛けたりするのが得意です。対立を嫌い、その場のバランスを取り、平和や調和をもたらそうと、周囲に気を使っていきます。
無自覚な月
争いが苦手で、周囲に争いが生まれようとする時には、バランスを取ろうとして双方の言い分を聞き過ぎてしまい、自分が疲弊してしまうことがあるでしょう。もしくは、表面的なことだけでバランスを取り、相手の深いニーズまで辿り着いていなかったりします。双方にいい顔をしすぎて、頼りにならないと判断されてしまったりします。
自分自身に関しは、相手に全部受け止めて貰いたいと思っていて、それが強く出てしまうことがあります。相手に受け止めてもらいたい為に、相手の言いなりになってしまうと言う矛盾した行動をとってしまうことがあります。ですが、風のサインの月なので、その状態は長く持ちません。その揺り戻しの時を何度か経験しながら、関係性や距離感を学んでいきます。
幼少期
争いごとや揉め事が多い家庭環境であったかもしれません。「家族の仲介役をしていた」「問題を自分で解決しなくてならない状況だった」「家族を明るくする為に頑張っていた」など常にバランスを取らざるを得なかった可能性があります。どこか、大人びた子供だった様です。
親や家族が頼りなくて、一人で決めなくてはならなかったことが多かったかもしれません。同時に、怒らせてはいけない、常に気を配らなければならない人物がいたことが考えられます。何か選んだり決めたりする時にも、その人物の意向を踏まえた決断をしていたでしょう。
満たされた月
天秤サインの月を持つ人にとって、バランスを取ると言うことが常に付き纏ってきます。「楽しいことが好き」「喜ばせたい」と言う思いが根底にあります。誰かがいて、初めて自分が見えてくることがあります。
その為、関わる人によって人柄が変わってしまう様なところがあります。付き合う相手を選ぶと言うのは、天秤サインの月を持つ人にとって特に重要なことになるでしょう。
常に対象物や誰かがいる中で立ち位置を決めていくバランサーです。でも、同時に自分自身の気持ちが分からなくなってしまう時があるかもしれません。そういう時は、美しい物や自然に触れることで、自分の心もありのままの自然な形に戻ってくるのを感じるでしょう。
蠍サインの月
基本的欲求

蠍サインの月を持つ人の根底には、「人と深く繋がり合いたい」「誰かと親密になりたい」と言う思いががあります。誰かと密接に繋がり合い、お互いの奥にある深い感情までを共有したいと言う思いを持ちつつ、他人に振り回されることへの怖れを持ちます。誰かを信用するまでに時間がかかります。
無自覚な月
一旦相手を信じてしまうとその人から深く影響を受けてしまいます。それゆえ、人を信じるのに時間がかり、人に対してずっと疑い深くなります。相手を疑い続けているうちは、信頼関係が結べないのでジレンマがあります。ちょっとしたことで相手を全面的に信頼してしまい、それが少し違うことが分かると全面拒否すると言う極端なところがあります。
根底には、「支配権を持ちたい」「強い影響力を持ちたい」と言う力への欲求でもあります。この力を組織や集団の中での立ち回りや人心把握の様に使えると良いですが、そうでないと特定の人への支配に繋がってしまいます。自分自身のそういう欲求を理解してないうちは、裏切られたり、痛い目にあったりを繰り返すでしょう。
幼少期
自分の無力さを感じてしまったと言う幼少期の経験が強烈に残っているかもしれません。圧倒的に支配的な両親または祖父母からの強い影響、代々続いてきた家柄が持つ独特の力、権力やお金の力、などを見せつけられた経験などがあったりします。
個人の意思など簡単に吹き飛ぶような経験をしている可能性があります。だからこそ、力への希求、洞察力、他者の深層心理を見抜く力を身に付けていたりします。
満たされた月
自分がしっかり管理できることに集中して取り組める環境に身を置くことで、安心がもたらされるでしょう。何かにのめり込んでいる時、蠍の月は充実感を覚えます。同時に気持ちをしっかり切り替える術を身に付けることが大切です。そのメリハリを通じて、自分の中にリズムを生み出せます。
蠍の月を持つ人は、物事の表面的なことだけでなく、その背景や裏側にも精通する力を身に付けることが出来ます。建前や綺麗事だけで組み立てるプランの危うさを理解しています。通常、人は「やります」「できます」と言ったとしても、それを守れないことの方が多いのですが、蠍の月を持つ人はそういう人間の弱さ、狡さを知っているので、危機管理や人の心を扱うのに長けています。
射手サインの月
基本的欲求

射手の月を持つ人は、「高みに行きたい」、「世界にはここよりもっと素晴らしい場所があるはず」、「理想の世界に行きたい」と言う様に、射手で心を遠くに飛ばします。理想を追い求め、いつだってチャレンジ精神で行きたいと思っています。
無自覚な月
時々、現実に直面するのが難しく感じます。周囲が現実的な具体策をしているのに、理想や精神論を主張したりすることがあります。例えば、AにするかBにするかの話をしている時に、心意気や熱量の話をしだしたりして、話が脱線してしまうことがありますが、本人は気付いていないことがあります。事実を事実を受け止めることが苦手です。理想やポジティブなことで覆いかぶせてしまうと本質を見失うでしょう。
手続きや事務的な話、具体的な計画が苦手で、人任せにしてしまうこともあるでしょう。自身がそう言うことが苦手であると言う自覚があれば、任せている人に対して感謝の気持ちを持てますが、自覚を持てないと、身勝手に映ります。自分が出来ないことを感じることに、感謝よりも劣等感の方が強くなってしまうと、周囲がやってくれていることを認識できずにいたりします。
幼少期
自分の言い分が通らない、主張しても聞いてもらえない、と言う環境の中で育ったかもしれません。厳しい躾けのある家庭環境で育っていたり、家族から強い理想や期待を押し付けられたりなどしていて、いつもそこから自由になることを夢見ていた様なところがあるでしょう。
心をいつも自由にあちこちに飛ばして、憧れを胸に秘めて、子供時代を過ごしたでしょう。小さい頃から生きる意味を考えていたり、神様に見合う自分を生きようと思っていたりします。
満たされた月
射手の月を持つ人は、心はいつも自由を望み、優しく大らか、冒険心に富んでいます。この月が安心感や充足感を得るには、チャレンジや冒険しに出向くことです。普通の人が安心を得られないことで安心を得て、ここにいると言う感覚を持つでしょう。
縛られることを嫌い、自由でありたいと思っています。自分の意見や考え、理想を伝えていき、それが広まっていくことで、自分の存在を知らしめたいと言う欲求に従うと良いでしょう。
山羊サインの月
基本的欲求

山羊の月を持つ人は、あまり感情に左右されない冷静さを持っています。感情に寄らないで、物事に取り組むことが出来るので、「物事をきっちり管理したい」、「コントロールしたい」と言う欲求を持っています。
無自覚な月
「コントロールしたい」と言う欲求は蠍サインの月、山羊サインの月の双方にありますが、その違いは、蠍月が心や物事の裏側まで把握することに対し、山羊月は目の前のやるべきことをどう回していくのかと言う具体的な計画になります。時間の管理、人の管理などマネージメントに関することになります。
どう組み立てたらこれが進んで行くか、どう管理していったら効率良く出来るかという視点で、決まり事を作って、そこに周囲の人が合わせていくことを望みます。決めたルールを守りたいが強すぎてしますと、周囲の感情に配慮が欠けることがあるでしょう。
権威に弱く、長い物には巻かれてしまうようなところがあります。ですが、それが自分なりの筋道とかけ離れてしまっていると、心が不安定になってしまうこともあります。
幼少期
厳しい母親に育てられたと言う人が多いです。勉強から遊びや友人まで管理させられた経験を持つ人が結構いるでしょう。感情を閉じ込め、何かに従うと言うのが癖付いてしまっているかもしれません。
また、親が感情を露わにしすぎる人物で、いつその感情の波が襲ってくるかわからないと感じていた人もいるでしょう。その為、いつも自分が冷静で物事を見極める役割をしなくてはいけない、問題が起きた時に子供ながらに対処してきた、と言うことが多かったかもしれません。
満たされた月
山羊の月を持つ人は、冷静沈着、勤勉で真面目、人からも信頼される人物。ただ、どこかいつも臆病だったり、何かを怖れている様なところがあるかもしれません。安心を得るには、自分が掌握できる分野を何かしら持つことです。また、毎日コツコツとやり続けていけることがあると良いでしょう。
リーダーシップを発揮する、決定権を持つようなポジションに行けると良いでしょう。それは仕事だけでなく、家庭内の役割でもどちらでも良いです。有能マネージャーになり切って、こなしてみると良いでしょう。
水瓶サインの月
基本的欲求

水瓶の月を持つ人は、周囲にいる人が平和で公平に生きていることを望みます。それは、決してみんなが同じ格好をするとか、皆同じ家に住んで同じものを分け与えると言う意味ではなく、平和な社会であれば、人々は自分の個性をより活かしながら輝いていけると思っているからです。「個性を活かしたい」「より良い環境を作っていきたい」と感じています。
無自覚な月
多くの視点から物事を見ようとするので、幅広い知識を取り入れようとします。新しい考え方を取り入れようとするあまり、その現場にはまだ早い考え方ややり方を押し通そうとすることがあります。周囲の感情を蔑ろにしてしまって、反発を食らうこともあるでしょう。
ちょっとやそっとでは意見を変えることはなく、むしろ反対意見は大歓迎で議論したがります。水瓶月の人が意見を変える時は、十分議論し合い、相手の中に自分には無かった視点や新しい考え方が見つかった時ですが、大抵の人はそこまで互いに議論し合うことを望んでいないので、誤解を生じさせてしまうことあるでしょう。
結果、偏屈や変わり者と思われたり、冷たいと思われてしまうことがあります。女性の場合、男性に「怖い」と思われてしまうことがあるようです。
幼少期
養育者との距離が遠かった幼少期だったかもしれません。話を聞いてほしい時にいなかった、寂しい時や悲しい時にその感情に寄り添ってくれる人がいなかった、そんな幼少期だったかもしれません。子供らしい感情を受け止めて貰うよりも、大人の事情を受け止めることになったと言うことが多いでしょう。
周囲に関して大人よりも見渡すことが出来ていることもあり、大人びていて、理解力も早かったので、大人の話も理解していた子供だった可能性があります。一人で過ごすことも多くあり、精神的にも自立が早い子供だったでしょう。
満たされた月
水瓶月を持つ人は、物理的にも精神的にも広さが必要です。視点の広さを大事にしている人が多くいる場所、多種多様の人と友好関係を持つことなどを大切にします。同時に、一人の時間、一人の場所も必要になってきます。個性が押しつぶされる様なところではうまくいきません。
人との交流を大事にし、個人の時間も大事に出来ると良いでしょう。人があっと驚くような行動力を発揮します。新しい発見出来る様な環境に身を置くことで、生き生きしてきます。
魚サインの月
基本的欲求

魚サインに月を持つ人は、とても繊細な感情を持っています。受容的であり、親身になって接します。想像力豊かですが、現実離れしていることがあります。そんな魚サインの月を持つ人は、「皆の夢を叶えたい」「皆を幸せにしたい」と言う壮大な欲求を持っています。
無自覚な月
どこか夢見心地でぼんやりと夢の中を漂っているようなところがあります。他者との境界が薄く、相手に領域に易々と飛び込んでしまえるようなところがあります。それは相手からすると、わかって貰えないようなことを汲み取ってくれて嬉しいこともありますが、相手の領域に勝手に入り込んだことで不快にさせるようなこともあるでしょう。
受容的でありすぎることは、人の悪意をそのまま受け取ってしまうようなところもあります。誰かから聞いた悪口、噂話などは、魚サインの月を持つ人にとってそのまま毒になってしまいます。聞いた話がずっと体内に残ってしまうような痛みを抱えてしまうことになります。
犠牲になることを選んでしまうのが癖になっていることがあります。可哀そうな人であれば慰めて貰えるとどこかで計算が働いていることがあります。
幼少期
家庭内が混乱していたかもしれません。親や養育者は、どこか常識とは少しずれている様なところがった、不規則な生活スタイルだった、言動がコロコロ変わった、と言う傾向があったでしょう。不安定な中で安心を得る為に、空想を膨らませたり、想像上の人と会話したりなどもあったかもしれません。
家族内に弱い立場の人がいて、その人に心を寄せていたようなところがあったかもしれません。その人の痛みや苦しみに寄り添いながら、自然にヒーラーの様な役割をしていたこともあるでしょう。
満たされた月
近くにいる人に親身になって相談に乗ったり、寄り添ったりできる能力を持ち合わせています。ジャッジせずに自然に相手の悲しみや寂しさに寄り添い、癒すことが出来ます。同時に自分自身のケアもとても大切になり、それが出来ると周囲も幸せになってくるでしょう。辛すぎる相手からは距離を置く癖を付けることが大切です。
強い想像力を活かして、お話を作ったり、絵を描いて見たり、芸術の世界に身を委ねてみることで、自分自身も癒されていくでしょう。時々、世俗的なことから少し距離を置いたり、浄化の儀式、神聖な領域へ行って身も心も清めるようなことも必要になってくるでしょう。