アングルの観察

アングルとは、ASC、MC、IC、DSCのことです。この位置は惑星があるかのような強い感受点とみなすことが出来、それぞれの支配星の配置を観察するとことでより詳しい情報を得ることが出来ます。

ハウスの偏りで読み取ったことを、アングルを観察することでより深く掘り下げることが出来るでしょう。また、アングルへのアスペクトする天体を見つけることで重要なメッセージを読み取ることが出来ます。

ASC

その人自身です。アセンダントの支配星は最も重要です。出生チャートをリーディングする時に、3つの重要な感受点は、月、太陽、アセンダントルーラーです。

アセンダントルーラーがどのハウスにあるか、そのハウスのルーラーは何か、アセンダントルーラーのディスポジターはどんな流れを取っているか、などを観察していくことで、その個人の自己イメージ、物事の意思決定までの流れなどを読み取っていくことが出来ます。

MC

社会に掲げる看板、公的な関わり方などを読み取っていきます。一般的には仕事と言うことになるでしょう。

MCは父親でもあります。その個人にとって父親がどのようなイメージであるか、きちんと背中を見せてくれていたのか、威厳や権威をしっかりと見せてくれていたのか、その個人を脅かすような配置になっていないか、などを観察することによって、社会と関わる時の課題を読み取ることが出来るでしょう。

IC

自分が根を張る場所であり、帰属意識や所属の感覚があるか、安心感が得られているかなどになります。プライベートが守れる状態になっていないと、社会や対人関係で神経が擦り減っていくことになってしまいます。また、自分自身の自己像やプライドが、安心を脅かすかもしれません。

ICは母親でもあるので、母親は安心を与えてくれる存在であったか、守ってくれる存在であったかななどを観察することができます。

DSC

対人関係、パートナーシップになります。DSCは自分を映し出す鏡のような役割もあるので、ASCとセットで観察したりもします。

対人関係で傷付いたことは、それがそのまま自己イメージもなってしまいます。

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