ハウスの理解(三区分)

ハウスを三つに分けて分類する考え方があります。その個人の行動様式が示しています。

  • アンギュラーハウス(1ハウス・4ハウス・7ハウス・10ハウス)
  • サクシーデントハウス(2ハウス・5ハウス・8ハウス・11ハウス)
  • ケーデントハウス(3ハウス・6ハウス・9ハウス・12ハウス)

どのハウスもその人の持っている側面なのですが、置かれている惑星やサインによって個性が出てきます。

強調されているハウス、緊張があるハウスなどは、その個人にとって人生で大きな意味を持つことになるでしょう。

アンギュラーハウス

目標に向かって動きを作ろうとするハウスと言えるでしょう。それぞれハウスに対応付けると、自己を主張する、安定を作ろうとする、関係を作ろうとする、社会的な達成を得ようとする、と言うことになります。

これらのハウスは、現実世界の軸でもあるアングルにも関係し、とても現実的な動きを作る場所になります。12サインをカーディナル・フィクスド・ミュータブルと分ける三区分があり、カーディナルサインは活発に動くサインとされますが、現実的な動きを伴うのはやはりアンギュラーハウスの方が強く働いてきます。

なので、動きがにぶいと言われるサインでも、アングルに来ているとそのサインの性質を持ちながら、現実では活発に動いていたりします。

サクシーデントハウス

アンギュラーハウスで始めたことを、保全しようとし、成果を得るハウスです。それぞれ、自己保全・自己価値、表現する、共有財産の保持・他者と交流し続ける、社会貢献、と言うことになります。保持しようとする場所であり、その人の内面にも関わってきます。

また、愛情にも関わるハウスでもあります。自己への愛でもあり、他者との愛を交換する場所であり、それらの愛の体験と葛藤を学ぶハウスとも言えるでしょう。

ケーデントハウス

サクシーデントハウスで固定してしまったことに、工夫や調整を与えていきます。また、次の動きの為に反省や準備をするところでもあります。それぞれ、思考・学習する、メンテナンス、新しい知性への探求、全体性への意識の拡大、などとなります。

割と抽象的なフレーズが増えてきて、何のこと?と言う疑問も湧いてくるような場所ですが、それそのものがこのケーダントハウスの活動と言えます。このケーダントハウスで、人生を意味を考えたり、学ぼうする意識だったり、考え方の違いをどうまとめていくか試行錯誤したりすることになります。夢を持てるかどうかもこのハウスが大きく関わってくるでしょう。

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